渋澤栄一翁と深谷れんが

 渋澤栄一翁は、1840年(天保11年)深谷市に生まれました。翁は、明治時代、各種産業を育成し、第一国立銀行をはじめ、多くの近代企業を設立しました。

 1887年(明治20年)には、深谷市上敷免に深谷煉瓦製造株式会社を設立。同社では、ドイツから輸入した当時最新式のホフマン釜を用い、質の高いれんがを生産することに成功しました。現在の東京駅や赤坂離宮などは、深谷産のれんがでつくられています。

 滝澤酒造の建築物もこの深谷産のれんがを用いています。菊泉の巨大な煙突は、全高30メートル以上。数度の地震や戦争での銃撃に耐え、現在も凛とそびえています。

 麹室や蔵の外壁も深谷産のれんが製。れんがは保温性、保湿性に優れ、酒造りには大変、適しています。店の路地裏を通ると、右手にれんがの蔵。そこは、まさに明治時代にタイムスリップした空間です。

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